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増える犬の痴呆 対策・ケアを知っておこう
ますます進む犬の高齢化。
それに伴い犬の老化の問題も表面化してきています。
とくに痴呆になると飼い主の生活にも影響してくるものです。
万一に備え、痴呆犬の現状と対策を知っておきましょう。
【徘徊、鳴き声が悩みに】
近年、獣医学の進歩や適切な食事の開発、
飼い主の意識の変化などによって犬の寿命が延びました。
それにより犬の認知機能不全症候群(痴呆)の発症が増えています。
シニアの入り口は、7〜8歳くらいですが、痴呆の出現が始まるのは13〜15歳。
雄犬に多くみられます。攻撃的な犬が温和になったり、
偏食で小食の犬が何でも食べるようになったら要注意です。
ただ、犬の行動に変化が出ても、老化だと思い、
自分の犬が痴呆だと思っていない飼い主さんも多いようです。
【犬が痴呆になるとどんな症状があらわれるのか・・・。】
運動機能が低下し、これまで学習してきた事を忘れてしまいます。
また、方向感覚がわからなくなり、物にぶつかったりします。
進行すると、前進しかできず、後退や直角に曲がることができなくなり、
垣根や植え込みに頭を突っ込んだり、壁にぶつかったりします。
愛犬とのコミュニケーションがとれなくなるのは
飼い主にとって大きなショックですが、問題はそれだけではありません。
飼い主にとって一番問題になるのは、鳴き声。
単調な大声の鳴き声が突然始まり、飼い主の制止も聞かなくなります。
毎日続き、夜中も構わず起きるので
近所迷惑や飼い主のノイローゼにもつながる深刻な問題となります。
【1日中寝るのはダメ】
もし、愛犬が痴呆になったらどうしたらよいのか?
屋外飼育の場合は、痴呆に気付いたら、
繋留せずに、サークル飼いにしてください。
チェーンなどがからまって重大事故になりかねません。
また、徘徊がみられたら、お風呂の洗い場に敷くマットや
ダンボールなどをつなげて円形のサークルを作ってあげてください。
その中をグルグルまわるので、壁や物に頭をぶつける心配がなくなります。
こんな犬の痴呆に予防法や治療法はあるのか。
痴呆の発症を遅らせるためには、常に刺激を与えてやることです。
寝ている時間が多くなった老犬を起こすのはかわいそうだと考えず、
起こして散歩や遊び、マッサージなどをしてあげてください。
治療法としては、痴呆全般に効果のある、犬用痴呆コントロールの
n−3系高度不飽和脂肪酸が成分のサプリメントや処方食があり、
獣医師が処方してくれます。
夜鳴きの場合も、日中は刺激を与えて起こすようにします。場合により
鎮静剤を処方することもあります。
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痴呆症状のまとめ
●方向感覚喪失
方向感覚を失うと、後退や直角に曲がることができず、
壁などに何度も頭をおしつけたりぶつけて進もうとする。
その結果、顔面に傷を負ってしまったりする。
●鳴き声
痴呆での鳴き声は、時と場所を選ばず、制止もきかないため、近所迷惑になる。
時に集合住宅や都市部での飼育では大きな問題になることもある。
●徘徊
徘徊が進行すると、自分を中心にグルグルと円を描くように回る旋回運動をするようになる。
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痴呆犬ケアのポイント
●痴呆犬の迷子が増えているのでまずは迷子札を付ける
●痴呆に気付いたら、繋留飼育の場合は、紐やチェーンがからまって
重大事故につながりかねないので、サークル飼いにする
●徘徊がみられたら、壁に何度も頭をぶつけるのを避けるため、
お風呂の洗い場に敷くマットやダンボールなどをつなげて円形のサークルをつくるとよい
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痴呆は日本犬に多い
痴呆犬の7割以上を柴犬と柴犬の雑種が占めているという統計があります。
なぜ柴犬に多いのか?
痴呆の発症には魚油などに多く含まれるDHAやEPAなどが関係しており、
日本犬は古来から穀物と魚中心の食生活を送ってきたため、DNAレベルで
洋犬に比べてその要求レベルが高いことが影響しているという研究報告があります。
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